お客様の声:よねやまの里(松波福祉会)様

新潟県上越市で複数の介護施設を運営されている社会福祉法人松波福祉会様。特定技能外国人の採用においてスタッフプラスをお選びいただきました。

特別養護老人ホームよねやまの里の施設長に外国人スタッフ採用についての考え方や活躍ぶりについてお話を伺いました。

よねやまの里・施設長
よねやまの里・施設長

特定技能外国人の採用を進めた背景・経緯を教えてください

施設長:約10年ほど前から採用が難しくなってきた実感があります。色々採用広告を出したり奨学金制度などを準備したり手を打ちましたが、なかなか軌道にのりませんでした。一番人材が少なくなった時には事業自体を縮小しましたが、もとの実績に戻すまでに2年もの時間がかかりました。

人材紹介に頼らざるを得ない状況でしたが、必要な時に人材が採用できるか分からない側面がありますので、事業運営を安定させるための採用方法として、必要なタイミングで必要な人数を採用できる、特定技能外国人の採用に踏み切りました。

 

特定技能外国人の入社後に良かったと感じたことを教えてください。

施設長:働く職員の人数が多くなったことで、労働環境の大幅な改善を行うことができました。具体的には、

・職員のやむを得ない急な欠勤に対応できる

・平均の残業時間を3時間にできた

・年間休日を従来よりも7日間増やした

 

というものです。

また、特定技能外国人でも勤務開始1年で夜勤に入ることができる実力をつけてくれたことも良かったことです。

夜勤に入るスタッフは少数精鋭で考えていますから、他施設で7年くらい経験のある日本人であっても入社後半年以上、日勤に徹してもらうところからスタートしていますから、そう考えると非常に頑張っていると思います。何よりも、一生懸命です。

 

外国人採用で不安だったことを教えてください

管理者:言葉の壁や文化が違うことで職員や利用者とのコミュニケーションに不安はありました。スタッフプラスが開催した事前の勉強会研修会の中で、文化の理解・指導上のポイントのレクチャーがあったことでとても参考になりました。

その内容をもとに、指導の中心になるメンバーを選出して、教育体制などを検討しました。また、利用者の名前にフリガナをつける、マニュアル類の修正を行いました。

松波福祉会現場の皆様
よねやまの里、管理者・介護副主任・介護主任の方々

指導するうえで気を付けていることはありますか?

介護副主任:特定技能外国人スタッフと同じフロアで働く日本人スタッフに対してですが「本人の考えを聞かずに指導・助言をしてしまう」というのが課題としてあります。

介護主任:間違いが発生するときは「これからしようと思った」など何か理由があることが多いです。ですが、時間に追われて業務を行っていると、どうしても余裕を持った指導ができずに、理由は聞かずに「できてないよね」という指導になりがちです。

管理者:入社当初の指導を特に念入りに時間をかけて行いました。母国で色々学習してきているとは聞いていましたが、最初の1か月間はほぼ研修室に入って演習を行いました。指導者と一緒に介護の考え方や日本語、マニュアルの内容を勉強して体感する、そして現場の見学をして確かめる、といった形です。

座学で行う断片的な知識ですと現場でうまく活用できない場面が出てきてしまうので、体感しながらの学びを充実させる必要があると考えています。

また、「できていることリスト」を作って利用しています。本人と指導者でそれぞれ評価を行い、客観的に自分の能力を把握してもらうことが目的です。

特定技能スタッフの指導にかかわる職員の数が多いので、効率よく情報共有できるようになります。

施設長:最初の1か月間はリソースと時間をかけて丁寧に指導を行ったので、ある程度人的な余力がないと難しいかもしれませんね。

 

夜勤の基準はどう考えていますか?

管理者:基本的な介護業務全般ができること、意思疎通ができること、体力などをみて検討しています。夜勤と同じ職員配置となる準夜勤が問題なくできるかを見て検討しています。

施設長:日本人での新卒採用者も夜勤に入るには最低1年の日勤の経験が必要だと考えています。リアさんはちょうど入社から1年経過するので、日本人職員と遜色ないですね。

松波福祉会特定技能外国人インタビュー
よねやまの里で働くリサさん・リアさん

仕事をするうえで気をつけていることは何ですか?

リサさん:私は指示をもらったら、指示の内容が理解できるまで、何回も確認します。理解できてから仕事を行います。

リアさん:私はメモをよく取ります。利用者さんの状態などをメモに書いて、優先順位をつけて仕事をします。

 

日本語はどうやって勉強していますか?

リサさん:日本語のドラマを見たりYoutubeを見たり、「日本語の森」という本を読んだり、スマホのアプリでも勉強しています。

リアさん:私の勉強方法は書き写すことです。書き写してまとめることで自分が理解しやすくなることを知っているので、一番良い方法だと思っています。

 

今後の目標について教えてください

リサさん:もうすぐ夜勤に入ります。ちょっと心配ですが、自信をもってできるように頑張ります。介護の仕事はコミュニケーションが一番大事だから、日本語のレベルを上げたいです。

リアさん:今まで1年間日本で働きましたが、日本語をもっと上達させたいです。もっとスムーズな会話ができるようになりたいです。

松波福祉会様

採用検討中の方にメッセージをお願いします。

施設長:特定技能外国人の採用にあたっては「本当に戦力になってくれるのか?」という疑問があると思います。日本人のようにすぐは追いつく事は難しいかもしれませんが、毎日毎日必ず成長はするし、今はすでにきちんと戦力になっています。素直で真面目、勉強熱心で利用者も受け入れてくれています。

管理者:最初は利用者と何かトラブルが起こったりしないか、という心配がありました。しかし実際にはトラブルはないですし、利用者は国籍関係なく1人のスタッフとして見てくれています。職員が増えたことで体制にゆとりが生まれつつありますので、施設にとってプラスになっています。

 

スタッフプラスを選んでよかった点を教えてください

施設長:人材紹介会社は紹介して終わり、という感覚がありますが、特定技能外国人の紹介は単なる人材紹介じゃない。なので、海外から来てもらうことをどう考えていて、どう支援するのかをまず第1に考えました。そのうえで費用はいくらなのか、という検討をしています。スタッフプラスの営業スタッフと話す中で会社の理念や説明に賛同できたこと、介護福祉士の取得講座を実施されていることも定着のための1手段だと思いますが、要は一貫してお付き合いさせてもらいます、という姿勢を感じたのが最終的な決め手となりました。

 

施設長:受入れ前の現場の職員を巻き込む仕組みも良かったです。

特定技能外国人の採用や手続きはトップを中心に行っていても、実際に受け入れるのは現場なので、意識的な分断が起こりやすいと思います。

スタッフプラスはその辺をうまい具合にやってくれていると思います。単なる人材確保ではなく、説明会や交流会を職員を巻き込んで実施したことで「職員のみんなで受け入れをするんだ」という雰囲気を作ることができました。

「労働環境の改善」「サービスの質の向上」を目指すために、その一つの手段として特定技能外国人を受け入れるんだよ、という法人全体の考えも共有できました。


社会福祉法人松波福祉会

【法人プロフィール】

社会福祉法人松波福祉会

設立:1985年9月

従業員数:134名

事業所:

・ 特別養護老人ホームよねやまの里(短期入所併設)

・ 柿崎第1デイサービスセンター

・ 指定居宅介護支援サービスセンター

・ 柿崎地域包括支援センター

・ 訪問介護事業所

【話者プロフィール】

よねやまの里 施設長様、管理者様、介護主任、介護副主任、リサさん・リアさん


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